ホテル公楽園に泊まる旅-2 2015年5月
「Pepe」の前の道を真直ぐ進むとそのまま長岡駅前の市街に着いた。
二年前に父の出身地である長岡市(合併前の栃尾市)を両親と共に訪れた。その時にはあまり喫茶店に注意を払っていなかったので、見落としていた喫茶店が数多くあった。GWの昼間にも関わらず駅前は人が少ない。
駅から徒歩1分以内、通りの裏に入った途端にこんな建物が残っていたり
裏通りにはこんな店や時間が止まったような景色が残っている。
雪が多い国なだけにアーケードが続く、アスファルトが茶色いのは除雪剤の影響か。
ぶらぶら歩いていると…
今は閉店しまっている喫茶店の看板がぼちぼち目につく様になる。
こちらの喫茶店はどなたかのブログに載っていたような…
営業中の喫茶店も幾つか… 「コーヒーハウスkei」さん
「Jazz Caffe 音食(ねじき)」さん
「パール」さんは営業時間を過ぎていた。
そしてバイクを停めた近くの「おぐま珈琲」向かいの…
看板の字体が気になった「郭公」さんに入店する事にした。
さて店内はどんな感じか期待しつつ入店
確かマスターの話では開業は四十年以上前だったように記憶しているが改装しているかもしれない。勝手な推測だが当初はJazz喫茶で開業し、1980年代にカフェバーに業態変更したのではないか? 自分が大学生だった頃、お洒落と感じた内装の空間。喫茶店訪問の楽しみは実際には知らない昭和三十年代から四十年代の雰囲気を追体験する事。だがこちらの店内は実際に経験として知っている懐かしい内装デザイン。
ドアやその取手、照明やテーブル、椅子など和洋のアンティークな家具を使用するのが流行っていた。若い頃の苦い想い出が蘇ってくる(笑) まだまだ新しい内装デザインと感じてしまうが、それでも二十五年は経っているのだ。
さて、そろそろ次の店を目指すとするか。
by sade-adu | 2015-07-23 00:10 | 喫茶店 新潟