高中正義/ALONE 1981年 KITTYレコーズ
中学2年生だった頃のアルバムで友人が貸してくれたレコードを録音して聴いていた。
やはりタイトル曲の「ALONE」が一番いい。
当時は知らなかったがこのアルバムは高中正義にとって既に12枚目のアルバムだった。
高中正義のアルバムを持っていた友人は他にも何人か居て、他のアルバムも何枚か聴いた事があったが当時の自分にとってレコードは非常に高価で購入するには至らなかった。つまり「それほどではなかった」と云う事だったのだがこのアルバムは好きだった。特に「ALONE」は何度も聴いた。
当時のジャンルとしては「フュージョン」ということで間違いないと思う。しかしそのメロディは日本人が好きな演歌的なもの、哀愁を感じさせた。泣かせのサビのメロディが何ともベタな気がするが心の隙間に染みてくる。当時、好きな音楽を聴いている時は目を閉じて聴いている事が多かったが、必ず何らかの景色が脳裏に浮かんだ。この「ALONE」を聴いている時はなぜか「夕日」の景色が閉じていた目に良く浮かんだ.。
このブログでも何度も記しているが、あの頃の音楽がとても懐かしい。この「ALONE」は既に1995年にCD化しているが最近は中学生~高校生の頃に聴いた「FUSION」が懐かしく、恋しくて目に付いたもの、想い出したものから購入している。当分はこの気分が続きそうだ。
by sade-adu | 2010-08-18 23:49 | 音楽FUSION