「リスボン珈琲店」(大阪市中央区修道町)訪問 2018年6月18日(月)

「喫茶とインテリア」に掲載されており、是非訪問したかった「リスボン珈琲店」へ
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 本日が「マッチの喫茶展」をきっかけとした大阪喫茶店旅行の最終日。ホテルでチェックアウトを済ませロビーにいたとき、激しい轟音が響いた。あまり揺れた実感がなく(体感震度3~4程度)建物の共振音が大きかったのでそちらに驚いた。大阪北部で震度6も揺れていたとは知らなかったので帰路大変な状況になるとはこの時は想像できなかった。
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 市街の景色を楽しみたかったので昨晩宿泊したリーガロイヤルホテルより御堂筋線本町駅方面へ徒歩で向かう。時間は午前8時半頃で、ちょうど出勤中のビジネスマンが大勢歩いており地震の影響はあまり感じられなかった。30分弱歩いて「リスボン珈琲店」に到着。
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 入店するとマスターが開口一番「ガスが止まっていて火が入れられないので、いつものモーニングセットはできませんがトーストなら大丈夫ですが、宜しいですか?」とのこと。入店する事が初期目標だったので空かさず快諾。
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 マスターに今朝の地震の事を訊ねると「食器が相当数落ちて割れてしまった」と、また店内にいたマスターのお母様(初代マスターの奥様?)の話だと店舗の2階がご自宅で、そちらでも落ちたものや倒れたものがあり散らかってしまったようだった。常連と思しきビジネスマンが数人来店しテレビのニュースに見入ると徐々に地震の激しさが判ってきた。
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 恐らく出勤前の利用者が殆どで、しばらくすると他に客はいなくなったのでマスターに断って撮影させていただいた。前掲の「喫茶とインテリア WEST」によると開業は昭和34年で間もなく60年経つことになるが内装は殆ど変わっていないように思われる。
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 店舗の間口から想像していたのと異なり奥行があり結構広い。また調度品、床、壁面など全てが歴史を感じさせつつも良く手入れ、清掃されていて綺麗で気持ちが良い。
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 大雑把な言い方をすると正統派茶系純喫茶インテリアということなのだろうが60年という歴史からくる圧倒的な存在感は稚拙な文章や写真では伝える事はできない。この後自分が退店するとマスターは臨時休業としていた。こちらの店もいつかまた必ず再訪問したい。
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  「リスボン珈琲店」
  所在:大阪府大阪市中央区修道町3-2-1
  電話:06-6231-1167
  営業:午前7時30分~午後5時
  定休:土・日・祝、年末
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  この後、御堂筋線本町駅近くの深紅の絨毯とウェイトレスのドレスが有名な「純喫茶三輪」も訪問するつもりであったが、当該場所を訪れると・・・
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 不動産会社がテナントを募集するということは休業ではなくて閉業だろう。大阪駅前第一ビルの「キングオブキングス」や「マヅラ」のような所謂「ミッドセンチュリー」、「レトロフューチャー」とは異なるが華やかな大箱喫茶店が一度も訪問しないうちに無くなってしまったのは残念だ。
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by sade-adu | 2018-06-29 18:43 | 喫茶店 大阪府 | Trackback | Comments(0)

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